クレイグカックス【MYシリーズ】4回目 MY満足感

独身者のアパートを覗いてみましょう。借りた部屋に必要なモノを入れて、散らかしたまま使っている部屋を想像できますか？　MY部屋という意識やMYという所有感が無く、一時的に自分が使えるスペースとして機能していればよいという考え方です。隣のもう一つの部屋を覗いてみましょう。綺麗にデコレーションされ、家具もコーディネートされていて、その人の個性にあった空間になっています。その部屋は、そこを借りている人の「MY部屋」になっているのです。

クレイグカックス【MYシリーズ】3回目 自分からするMY

「自分からする」と発想することも、MY思考の特徴の一つです。上司から「君にこの仕事を任せたい」と新しい業務を渡されたときの気持ちを覚えていますか？　今まで以上に上手にその業務を処理して、上司の期待を裏切らないように頑張ろうという気持ちを持ったのではないでしょうか？　しかし時間が経っても何も変わらず、マンネリ化した業務のままになってしまうのはなぜなのでしょう？　それは「言われてする業務」そのものがそうなる要素を持っているからなのです。

クレイグカックス【MYシリーズ】2回目 MY とは

クレイグカックスのFMクレド15ヶ条の最初のクレドは “This is MY building” です。直訳すると「これは自分の建物です」になります。何事も自分の建物だと思って管理しましょう。自分の建物という当事者意識を持って対応しましょう。そのようなことを意味しています。あえて「建物」としているのは、FM（ファシリティマネジメント）の世界からきた言葉なので、英語のFacilityにちなんで「建物」としているだけで、大事なことは「MY」「自分のもの」と思うことです。